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 KYOTO SANGA RESULT'S OF SEASON
 
 1996 監督:オスカー(ジョゼ・オスカー・ベルナルディ)1995年2月〜1996年6月
           監督代行:与那城ジョージ 1996年6月〜1996年12月
          ユニフォームサプライヤー:ミズノ【リーグ戦】、プーマ【カップ戦】
 ●J.LEAGUE(年間1ステージ制)
  ●ヤマザキナビスコカップ
  ●第76回天皇杯全日本サッカー選手権大会

  主な加入選手
   ラモス瑠偉、山口敏弘、藤吉信次、大熊裕司、大野俊三、山口貴之、坂元要介、西田吉洋
   松橋力蔵、塩谷伸介、ハウジネイ、セルジオ・ソアレス、アレシャンドレ、フラビオ


  概説
  この年のJリーグは従来の2ステージ制を廃止し年間を通してタイトルを争う形に変更される。
  サンガは前年より指揮していたオスカー監督を成績不振の理由でシーズン途中で解任。
  後任には与那城ジョージ氏を94年以来の監督代行として委任。
  しかしながら次期監督として迎え入れるウルグアイの英雄ペドロローシャ氏を招へいする形でシーズン途中より
  迎え入れ、テクニカルアドバイザーとしてゲーム中はベンチ入りさせていた。
  また一方では第11節柏レイソル戦終了後、川渕チェアマンが控室に訪れ激励するという事態も発生。
  勝てない状況は問題視されていた。
  当時、加入していたDFルイス・カルロスがオールスター戦に選抜され出場を果たし豪快なFKを決めて周囲を驚かせたが
  リーグ戦ではなかなかそれが観られなかったこともあったて当時は文句を言ったものだがようやく
  そのFKで得点を決めたのが第27節のガンバ戦だった。
  ナビスコカップ8月14日大分において開催予定だった柏レイソル戦が台風によって順延となり8月24日に順延されたが
  そのゲームではサンガがホーム扱いとなっていたものの西京極は使える事が出来ず万博での開催したという
  出来事もある。また、サンガとしては初めてのゼネラルマネージャーをフロントに導入。
  松本育生氏が担当することになり立て直しの一役を担うこととなる。
  
  オスカー監督体制を継続させつつ、大野俊三、山口貴之らJリーグ経験者を補強、当時では最大限の補強を敢行。
  念願のJリーグ昇格初年度を迎えたサンガは開幕戦をアウェイ等々力でのヴェルディ川崎で0-1で敗れたものの
  互角以上の戦いを演じ、周囲を期待させた。
  しかし、サンガと他のクラブとのレベルの差は激しく、また各試合ごとに入れ替わるメンバーとシステムは混乱を
  生じさせる結果に陥り開幕から17連敗。
  この連敗はJリーグでも新記録となりサンガにとっては不名誉な記録を達成することになる。
  この連敗には既存の選手と獲得した選手間のレベルの差が絡んでおり結果、オスカー監督は常に戦術を変更させることを
  余儀なくさせる一因があったと思われる。
  リーグ12節を終えた時点でヴェルディ川崎からラモス瑠偉、ガンバ大阪より山口敏弘を獲得し戦力UPを敢行するが
  状況は泥沼化しておりリーグ合間に挟まれたナビスコカップ6月15日ホーム西京極での浦和レッズ戦においてオスカー監督を
  ついに解任。後任を与那城ジョージ氏に委託。
  皮肉にもその解任後の6月19日水曜日ナビスコカップ対浦和レッズで公式戦での初勝利を挙げる。
  またブラジルより外国人選手、ヴェルディ川崎より藤吉信次を緊急補強(第17節後)。
  与那城ジョージ氏のもとで立て直しを敢行するとリーグ戦18節9月7日に開催されたホーム西京極対浦和レッズで
  カップ戦に続きリーグ初勝利を挙げその後は4連勝を達成するなどチーム力も安定。
  リーグ戦では前半戦は全敗だったが後半戦は8勝7敗と勝ち越したがサンガのJリーグ初年度はリーグ最下位。
  華々しいデビュー初年度とはかけ離れた苦しい1年だった。


1996J.LEAGUE 総合順位16位 勝ち点24 8勝22敗 22得点54失点 得失点差-32
(V)=延長Vゴール方式、対戦カード横カッコ内はサンガ側得点者)
第1節 3月16日 14:03 等々力陸上競技場
ヴェルディ川崎 1-0 京都パープルサンガ
第2節 3月20日 15:04 京都市西京極総合運動公園陸上競技場兼球技場
京都パープルサンガ 0-2 ジェフユナイデット市原
第3節 3月23日 15:00 県立カシマサッカースタジアム
鹿島アントラーズ 5-1 京都パープルサンガ (松橋力蔵 FK)
第4節 3月30日 15:03 京都市西京極総合運動公園陸上競技場兼球技場
京都パープルサンガ 0-2 セレッソ大阪
第5節 4月3日 19:03 横浜市三ツ沢公園球技場
横浜フリューゲルス 3‐0 京都パ-プルサンガ
第6節 4月6日 15:04 京都市西京極総合運動公園陸上競技場兼球技場
京都パープルサンガ 1‐5 清水エスパルス (永田崇)
第7節 4月13日 14:02 広島ビッグアーチ
サンフレッチェ広島 3‐0 京都パープルサンガ
第8節 4月17日 19:01 万博記念競技場
ガンバ大阪 4‐2 京都パープルサンガ (永田崇、フラビオ)
第9節 4月20日 15:04 京都市西京極総合運動公園陸上競技場兼球技場
京都パープルサンガ 0‐2 ベルマーレ平塚
第10節 4月27日 15:03 京都市西京極総合運動公園陸上競技場兼球技場
京都パープルサンガ 0‐3 アビスパ福岡
第11節 5月1日 19:04 日立柏サッカー場
柏レイソル 2‐0 京都パープルサンガ
第12節 5月4日 15:03 横浜市三ツ沢公園球技場
横浜マリノス 1‐0 京都パープルサンガ
第13節 5月11日 16:04 京都市西京極総合運動公園陸上競技場兼球技場
京都パープルサンガ 1-2(V) ジュビロ磐田 (アレシャンドレ)
第14節 5月15日 19:04 国立競技場
浦和レッズ 1-0(V) 京都パープルサンガ
第15節 5月18日 19:18 鳥取市営サッカー場バードスタジアム
京都パープルサンガ 2‐3 名古屋グランパスエイト (佐藤慶明、野口裕司)
第16節 8月28日 19:04 京都市西京極総合運動公園陸上競技場兼球技場
京都パープルサンガ 0-3 横浜マリノス
第17節 8月31日 19:00 ジュビロ磐田スタジアム
ジュビロ磐田 2‐1 京都パープルサンガ (松橋力蔵)
第18節 9月7日 18:34 京都市西京極陸上競技場兼球技場
京都パープルサンガ 1‐0 浦和レッズ (アレシャンドレ)
第19節 9月14日 16:05 名古屋市瑞穂陸上競技場
名古屋グランパス 3‐0 京都パープルサンガ
第20節 9月21日 19:04 京都市西京極総合運動公園陸上競技場兼球技場
京都パープルサンガ 2‐0 ヴェルディ川崎 (山口貴之、藤吉信次)
第21節 9月28日 15:01 市原臨海競技場
ジェフユナイデット市原 1‐0 京都パープルサンガ
第22節 10月2日 19:04 京都市西京極陸上競技場兼球技場
京都パープルサンガ 1-0 鹿島アントラーズ   (山口貴之)
第23節 10月5日 14:02 大阪長居スタジアム
セレッソ大阪 2-1 京都パープルサンガ   (山口貴之)

第24節 10月16日 19:02 京都市西京極総合運動公園陸上兼球技場
京都パープルサンガ 0-1 横浜フリューゲルス
第25節 10月19日 神戸総合運動公園ユニバー記念競技場
清水エスパルス 0-2 京都パープルサンガ (藤吉信次、アレシャンドレ)
第26節 10月26日 14:02 京都市西京極総合運動公園陸上競技場兼球技場
京都パープルサンガ 2-1(V) サンフレッチェ広島 (エジミウソン、野口裕司)
第27節 10月30日 19:02 京都市西京極総合運動公園陸上競技場兼球技場
京都パープルサンガ 2-1 ガンバ大阪 (エジミウソン、ルイス カルロス)
第28節 11月2日  平塚競技場
ベルマーレ平塚 0-1 京都パープルサンガ  (エジミウソン)
第29節 11月6日 19:00 京都市西京極総合運動公園陸上競技場 
京都パープルサンガ 0-1  柏レイソル
第30節 11月9日 14:34 東平尾公園博多の森球技
アビスパ福岡 0-2京都パープルサンガ (松橋力蔵FK、エジミウソン)

1996ヤマザキナビスコカップ(Aグループ) 3勝5分6敗 総合8位 勝ち点6 14得点19失点 得失点差-5 
R1-1 6月1日18:36 京都市西京極総合運動公園陸上競技場兼球技場
京都パープルサンガ 1-1 ベルマーレ平塚 (ハウジネイ)
R1-2 6月2日 19:04 平塚競技場
ベルマーレ平塚 2-1 京都パプルサンガ  
(ハウジネイ PK)
R2-1 6月8日 18:34 熊本市水前寺競技場
サンフレッチェ広島 1-0 京都パープルサンガ
R2-2 6月12日 19:04 京都市西京極総合運動公園陸上競技場兼球技場
京都パープルサンガ 0-0 サンフレッチェ広島
R3-1 6月15日 18:34 京都市西京極総合運動公園陸上競技場兼球技場
京都パープルサンガ 1-1 浦和レッズ (ハウジネイ)
R3-2 6月19日 19:03 駒場スタジアム
浦和レッズ 0-1 京都パープルサンガ (山口敏弘)
R4-1 6月22日 19:04 万博記念競技場
ガンバ大阪 4-3 京都パープルサンガ (山口敏弘、松橋力蔵、大熊裕司)
R4-2 6月26日 19:04 京都市西京極総合運動公園陸上競技場兼球技場
京都パープルサンガ 1-2 ガンバ大阪 (ハウジネイ)
R5-1 6月29日 18:35 富山県総合運動公園陸上競技場
京都パープルサンガ 1-3 横浜マリノス
R5-2 7月3日 19:04 横浜市三ツ沢公園球技場
横浜マリノス 0-1 京都パープルサンガ (山口敏弘)
R6-1 8月10日 18:34 日立柏サッカー場
柏レイソル 3-1 京都パープルサンガ (佐藤慶明)
R7-1 8月17日 19:04 鳥栖スタジアム
ジュビロ磐田 0-0 京都パープルサンガ
R7-2 8月21日 19:04 京都市西京極総合運動公園陸上競技場兼球技場
京都パープルサンガ 3-1 ジュビロ磐田 (ルイス カルロス、山口貴之、アレシャンドレ)
R6-2 8月24日 18:34 万博記念競技場
京都パープルサンガ 0-0 柏レイソル

第76回天皇杯全日本サッカー選手権大会 Jリーグシードによりサンガは3回戦から出場
3回戦 11月17日 13:02 京都市西京極総合運動公園陸上競技場兼球技場
京都パープルサンガ 4-3 ヴィッセル神戸 (藤吉信次、ラモス瑠偉×2、山口貴之)
4回戦 12月23日 13:04 愛媛県総合運動公園陸上競技場
京都パープルサンガ 1-0 横浜フリューゲルス (山口貴之)
準々決勝 12月26日 18::30 横浜市三ツ沢公園陸上競技場
ガンバ大阪 3-2 京都パープルサンガ (エジミウソン、ルイス カルロス)



1996Jリーグ総合順位
順位 クラブ名 試合 勝点 PK敗 得点 失点 得失点
1位 鹿島アントラーズ 30 66 21 9 3 61 34 +27
2位 名古屋グランパスエイト 30 63 21 9 0 63 39 +24
3位 横浜フリューゲルス 30 63 21 9 0 58 44 +14
4位 ジュビロ磐田 30 62 20 10 2 53 38 +15
5位 柏レイソル 30 60 20 10 0 67 52 +15
6位 浦和レッドダイアモンズ  30 59 19 11 2 51 31 +20
7位 ヴェルディ川崎 30 57 19 11 0 68 42 +26
8位 横浜マリノス 30 42 14 16 0 39 40 -1
9位 ジェフユナイデット市原 30 40 13 17 1 45 47 -2
10位 清水エスパルス 30 37 12 18 1 50 60 -10
11位 ベルマーレ平塚 30 36 12 18 0 47 58 -11
12位 ガンバ大阪 30 33 11 19 0 38 59 -21
13位 セレッソ大阪 30 30 10 20 0 38 56 -18
14位 サンフレッチェ広島 30 30 10 20 0 36 60 -24
15位 アビスパ福岡 30 29 9 21 0 42 64 -22
16位 京都パープルサンガ 30 24 8 22 0 22 54 -32

●1996ナビスコカップAグループ総合順位
順位 クラブ名 試合 勝点 得点 失点 得失点
1位 柏レイソル 14 15 7 3 4 24 16 +8
2位 ベルマーレ平塚 14 13 6 5 3 23 15 +8
3位 サンフレッチェ広島  14 13 6 3 3 22 20 +2
4位 横浜マリノス 14 12 5 4 5 22 20 +2
5位 ジュビロ磐田 14 10 6 3 5 21 17 +4
6位 ガンバ大阪 14 7 3 5 6 15 30 -15
7位 浦和レッドダイアモンズ  14 6 4 4 6 16 20 -4
8位 京都パープルサンガ 14 6 3 5 6 14 19 -5



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