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 KYOTO SANGA RESULT'S OF SEASON
 
 1998 監督:ハンス・オフト:1998年2月〜1998年6月
          監督:清水秀彦:1998年6月〜1999年6月

           ユニホームサプライヤー:UMBRO【リーグ戦・カップ戦】
「劇勝宣言 98」 
  ●J.LEAGUE1stステージ、2ndステージ
  ●ヤマザキナビスコカップ
  ●第78回天皇杯全日本サッカー選手権大会

  主な加入選手
   森保一、岩本輝雄、大嶽直人、黒崎比差支、山田隆裕、大森健作、賀谷英司、栗田泰次郎、光岡眞矢
   中河昌彦、川勝博康、南明宏、朴康造(パク・カンジョ)、鈴木健仁、辛島啓珠、シーラス、エジミウソン(復帰)
   ジュニオール・マラニョン

  概説
  この年よりサンガは練習場を滋賀県八日市から、現在のサンガタウン城陽がある城陽市へと場所を移転。
  地域密着をより強固にするため触れ合う機会が増えることになる。 
  さらに、Jリーグは99年よりクラブ数を2部制を取り入れることが決定。またクラブ数も1部を16クラブへと変更することが決定。
  97年と98年の成績をポイント化しリーグ下位5チームとJFL準会員2チームによるJ1参入決定戦を行い、下位チームと準会員
  による入れ替え戦を実施することを決定した。
  しかし、この年、横浜フリューゲルスが消滅。当時、JFL準会員であったブランメル仙台も昇格条件の成績を収めることが
  できなかった為川崎フロンターレとJリーグ下位4チームとの入れ替え戦が行われている。
  また日本が初めてワールドカップに出場した記念すべき年でもあった。
  そして、この年、サンガは大嶽直人がJリーグ昇格後通算100ゴールを達成している。(2ndステージ第13節横浜フリューゲルス戦)

  サンガはこの年、10億円と呼ばれる大型補強を敢行。
  日本代表監督、ジュビロ磐田で指揮を執ったハンス・オフト氏を招へいし
  コーチも清水秀彦氏を迎え入れるスタッフの入れ替えと代表経験のある選手含める総勢14人もの選手を補強し全てを一新。
  見せ、当時のストーブリーグの主役に躍り出る動きを見せ、目を疑うほどの陣容を整える。
  サンガは本気で2年間の低迷を変えようと動きを見せた事は事実であったが、名前がチームを強固にするとは限らない。
  血の入れ替えは開幕から厳しい戦いを強いられ個々のポテンシャルは最高ではあったが噛み合わない状況に1stステージ
  途中第12節浦和戦を最後にオフト氏は退任。後任に清水秀彦氏を監督に昇格させる不測の事態を招く。
  引き継ぐ形で就任した清水監督による修正と補強。2ndステージこそ、第3節〜第6節まで連敗を重ねたが選手個々が
  本来の力を発揮し出し攻守もレベルUPされ1stステージ以上にチームは健闘。
  チームとしての形を作り上げたサンガは2ndステージを9勝8敗と勝ち越しに成功し、J1残留にも赤信号が灯りだしていたが
  横浜フリューゲルスの消滅という衝撃があり救われた格好といわれているが、それを跳ね除け最後は自力で決めJ1残留を
  果たせた事は事実である。(2ndステージ第15節セレッソ大阪戦)
  シーズンを通しメンバーを固定化させたことによる相乗効果は確実にチーム力となったが大型補強を施したチームは
  その力を発揮できるまでには時間が掛かり過ぎた。とはいうものの、翌シーズンへの足場を固める事には成功した。


1998 J.LEAGUE 総合順位13位 勝ち点39 15勝19敗 47得点63失点 得失点差-16
(V)=延長Vゴール方式、対戦カード横カッコ内はサンガ側得点者)
1stステージ 15位 勝ち点16 6勝11敗 20得点33失点 得失点-13
第1節 3月21日 16:03 ジュビロ磐田スタジアム 15574人
ジュビロ磐田 2‐0 京都パープルサンガ
第2節 3月25日 19:04 京都市西京極総合運動公園陸上競技場兼球技場 9719人
京都パープルサンガ 1-0 清水エスパルス (黒崎比差支 FK)
第3節 3月28日 15:04 京都市西京極総合運動公園陸上競技場兼球技場 10772人
京都パープルサンガ 0-2 ヴェルディ川崎
第4節 4月4日 15:03 県立カシマサッカースタジアム 15075人
鹿島アントラーズ 6-0 京都パープルサンガ
第5節 4月11日 19:04 京都市西京極総合運動公園陸上競技場兼球技場 8021人
京都パープルサンガ 2‐1 ヴィッセル神戸 (シーラス、黒崎比差支)
第6節 4月15日 19:04 日立柏サッカー場 4551人
柏レイソル 3‐2(V) 京都パープルサンガ (岩本輝雄 FK、黒崎比差支)
第7節 4月18日 15:03 富山県総合運動公園陸上競技場 5840人
京都パープルサンガ 1‐3 ジェフユナイデット市原 (黒崎比差支)
第8節 4月25日 15:00 万博記念競技場 4880人
ガンバ大阪 0‐1 京都パープルサンガ (岩本輝雄)
第9節 4月29日 15:02 京都市西京極総合運動公園陸上競技場兼球技場 8334人
京都パープルサンガ 1‐2(V) 横浜フリューゲルス (黒崎比差支)
第10節 5月2日 19:04 横浜国際総合競技場 16380人
横浜マリノス 2‐1 京都パープルサンガ (岩本輝雄)
第11節 5月5日 15:04 鹿児島県立鴨池陸上競技場 8851人
京都パープルサンガ 1‐2 セレッソ大阪 (エジミウソン) 
第12節 5月9日 19:04 国立競技場 33773人
浦和レッズ 2‐1(V) 京都パープルサンガ (エジミウソン)
第13節 7月25日 19:05 京都市西京極総合運動公園陸上競技場兼球技場
京都パープルサンガ 1-2 サンフレッチェ広島 (黒崎比差支)
第14節 7月29日 19:04 名古屋市瑞穂陸上競技場 5231人
名古屋グランパスエイト 3-1 京都パープルサンガ (黒崎比差支 PK)
第15節 8月1日 19:04 京都市西京極総合運動公園陸上競技場兼球技場 7075人
京都パープルサンガ 1‐0 アビスパ福岡 (エジミウソン)
第16節 8月5日 19:03 平塚競技場 5038人
ベルマーレ平塚 1-2(V) 京都パープルサンガ (エジミウソン、光岡眞矢)
第17節 8月8日 19:04 京都市西京極総合運動公園陸上競技場兼球技場 4130人
京都パープルサンガ 4‐2 コンサドーレ札幌 (黒崎比差支3得点、岩本輝雄)

2ndステージ 11位 勝ち点23 9勝8敗 27得点 30失点 得失点-3
第1節 8月22日 19:04 京都市西京極総合運動公園陸上競技場兼球技場 7141人
京都パープルサンガ 2‐3 名古屋グランパスエイト (岩本輝雄、黒崎比差支 FK)
第2節 8月29日 19:04 東平尾公園博多の森球技場 8892人
アビスパ福岡 0‐1 京都パープルサンガ (川勝博康)
第3節 9月5日 19:04 京都市西京極総合運動公園陸上競技場兼球技場 15454人
京都パープルサンガ 1‐2 ベルマーレ平塚 (岩本輝雄 FK)
第4節 9月12日 14:00 札幌厚別公園競技場 10192人
コンサドーレ札幌 2‐0 京都パープルサンガ
第5節 9月15日 19:04 鳥取市営サッカー場バードスタジアム 12371人
京都パープルサンガ 2-3 ジュビロ磐田 (森保一、エジミウソン)
第6節 9月19日 16:04 日本平スタジアム 12038人
清水エスパルス 3-2 京都パープルサンガ (エジミウソン 2得点)
第7節 9月23日 15:03 国立競技場 12099人
ヴェルディ川崎 0-2 京都パープルサンガ (シーラス、エジミウソン)
第8節 9月26日 16:04 京都市西京極総合運動公園陸上競技場兼球技場 7156人
京都パープルサンガ 0-3 鹿島アントラーズ
第9節 10月3日 19:04 神戸総合運動公園ユニバー記念競技場 4794人
ヴィッセル神戸 0-2 京都パープルサンガ (エジミウソン 2得点)
第10節 10月14日 19:04 京都市西京極総合運動公園陸上競技場兼球技場 4052人
京都パープルサンガ 2-2(PK5‐3) 柏レイソル (エジミウソン 2得点)
第11節 10月17日 15:03 市原臨海競技場 2574人
ジェフユナイデット市原 1-2(V) 京都パープルサンガ (岩本輝雄、シーラス)
第12節 10月21日 19:05 京都市西京極総合運動公園陸上競技場兼球技場 3847人
京都パープルサンガ 1-3 ガンバ大阪 (野口裕司)
第13節 10月24日 19:03 鹿児島県立鴨池陸上競技場 8160人
横浜フリューゲルス 2-3 京都パープルサンガ (大嶽直人、山田隆裕、シーラス)
第14節 10月31日 15:02 京都市西京極総合運動公園陸上競技場兼球技場 10219人
京都パープルサンガ 2-1 横浜マリノス (シーラス、黒崎比差支)
第15節 11月3日 19:00 大阪長居スタジアム 10012人
セレッソ大阪 1-2 京都パープルサンガ (鈴木健人、エジミウソン)
第16節 11月7日 15:00 京都市西京極総合運動公園陸上競技場兼球技場 10787人
京都パープルサンガ 1-3 浦和レッズ (小川雅巳)
第17節 11月14日 15:03 広島ビッグアーチ 8929人
サンフレッチェ広島 1-2(V) 京都パープルサンガ (光岡眞矢、岩本輝雄)

1998ヤマザキナビスコカップ(Dグループ) グループ成績0勝2分2敗 総合5位 勝ち点2 6得点9失点 得失点差-3 
第1節 ゲームなし
第2節 5月23日 15:00 京都市西京極総合運動公園陸上競技場兼球技場 5621人
京都パープルサンガ 3-3 ジェフユナイデット市原 
(黒崎比差支 2得点、オウンゴール)
第3節  5月30日 19:03 神戸総合運動公園ユニバー記念競技場 3010人
ヴィッセル神戸 3-1 京都パープルサンガ (岩本輝雄)
第4節  6月3日 19:01 京都市西京極総合運動公園陸上競技場兼球技場 5043人
京都パープルサンガ 1-2 名古屋グランパスエイト (エジミウソン)
第5節  6月6日 15:02 平塚競技場 4064人
ベルマーレ平塚 1-1 京都パープルサンガ (黒崎比差支)

第78回天皇杯全日本サッカー選手権大会 Jリーグシードによりサンガは2回戦から出場
2回戦 12月6日 13:01 栃木グリーンスタジアム 1186人
福山大学 0-9 京都パープルサンガ 
(エジミウソン、黒崎比差支3得点PK1得点、光岡眞矢、シーラス、川勝博康)
3回戦 12月13日 13:01 京都市西京極総合運動公園陸上競技場兼球技場 2657人
京都パープルサンガ 2-3(V) アビスパ福岡 (エジミウソン、光岡眞矢)



●1998年Jリーグ順位表

1stステージ
順位 クラブ名 試合 勝点 勝90分 延長 PK 得点 失点 得失点
1 ジュビロ磐田 17 39 13 0 0 4 52 18 +34
2 清水エスパルス 17 39 13 0 0 4 32 14 +18
3 名古屋グランパスエイト 17 33 9 3 0 5 37 21 +16
4 横浜マリノス 17 32 10 1 0 6 39 21 +18
5 鹿島アントラーズ 17 32 10 1 0 6 41 28 +13
6 ヴェルディ川崎 17 30 10 0 0 7 34 25 +9
7 浦和レッズ 17 28 8 1 2 9 30 23 +7
8 横浜フリューゲルス 17 26 7 2 1 8 33 32 +1
9 セレッソ大阪 17 23 7 1 0 10 36 47 -11
10 柏レイソル 17 22 6 1 2 9 32 35 -3
11 ジェフユナイデット市原 17 21 7 0 0 10 31 31 0
12 ベルマーレ平塚 17 20 5 2 1 9 27 34 -7
13 サンフレッチェ広島 17 19 5 2 0 10 22 33 -11
14 ガンバ大阪 17 17 4 2 1 10 27 29 -2
15 京都パープルサンガ 17 16 4 2 0 11 20 33 -13
16 コンサドーレ札幌 17 11 3 1 0 13 28 44 -16
17 ヴィッセル神戸 17 9 3 0 0 14 20 48 -28
18 アビスパ福岡 17 7 2 0 1 14 22 47 -25

2ndステージ
順位 クラブ名 試合 勝点 勝90分 延長 PK 得点 失点 得失点
1 鹿島アントラーズ 17 42 12 3 0 2 38 15 +23
2 ジュビロ磐田 17 39 13 0 0 4 55 21 +34
3 浦和レッズ 17 33 11 0 6 32 17 +15
4 横浜マリノス 17 32 10 1 0 6 40 27 +13
5 清水エスパルス 17 31 8 3 1 5 39 21 +18
6 名古屋グランパス 17 30 9 1 1 6 34 26 +8
7 横浜フリューゲルス 17 25 8 0 1 8 37 32 +5
8 柏レイソル 17 25 8 0 1 8 24 26 -2
9 サンフレッチェ広島 17 24 7 1 1 8 23 19 +4
10 コンサドーレ札幌 17 24 8 0 0 9 29 30 -1
11 京都パープルサンガ 17 23 6 2 1 8 27 30 -3
12 ベルマーレ平塚 17 22 7 0 1 9 26 32 -6
13 セレッソ大阪 17 21 7 0 0 10 20 32 -12
14 ヴィッセル神戸 17 16 5 0 1 11 25 41 -15
15 アビスパ福岡 17 14 4 1 0 12 11 38 -27
16 ガンバ大阪 17 13 3 2 0 12 20 32 -12
17 ヴェルディ川崎 17 9 3 0 0 14 13 28 -15
18 ジェフユナイデット市原 17 4 1 0 1 15 18 44 -26

●1998年間総合順位
順位 クラブ名 試合 勝点 勝90分 延長 PK 得点 失点 得失点
1 鹿島アントラーズ 34 74 22 4 0 8 79 43 +36
2 ジュビロ磐田 34 78 26 0 0 8 107 39 +68
3 清水エスパルス 34 70 21 3 1 9 71 35 +36
4 横浜マリノス 34 64 20 2 0 12 79 48 +31
5 名古屋グランパスエイト 34 63 18 4 1 11 71 47 +24
6 浦和レッズ 34 61 19 1 2 12 62 40 +22
7 横浜フリューゲルス 34 51 15 2 2 15 70 64 +6
8 柏レイソル 34 47 14 1 3 16 56 61 -5
9 セレッソ大阪 34 44 14 1 0 19 56 79 -23
10 サンフレッチェ広島 34 43 12 3 1 18 45 52 -7
11 ベルマーレ平塚 34 42 12 2 2 18 53 66 -13
12 ヴェルディ川崎 34 39 13 0 0 21 47 53 -6
13 京都パープルサンガ 34 39 10 4 1 19 47 63 -16
14 コンサドーレ札幌 34 35 11 1 0 22 57 74 -17
15 ガンバ大阪 34 30 7 4 1 22 47 61 -14
16 ジェフユナイデット市原   34 25 8 0 1 25 49 75 -26
17 ヴィッセル神戸 34 25 8 0 1 25 45 89 -44
18 アビスパ福岡 34 21 6 1 1 26 33 85 -52

●1998ヤマザキナビスコカップ順位表
Dグループ
順位 クラブ名 試合 勝点 得点 失点 得失点
1 ジェフユナイデット市原 4 10 3 1 0 14 7 +7
2 名古屋グランパスエイト 4 7 2 1 1 7 7 0
3 ベルマーレ平塚 4 4 1 1 2 6 7 -1
4 ヴィッセル神戸 4 4 1 1 2 5 8 -3
5 京都パープルサンガ 4 2 0 2 2 6 9 -3



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