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 KYOTO SANGA RESULT'S OF SEASON
 
 2007 監督:美濃部直彦:2006年10月〜2007年10月
          監督:加藤久:2007年10月〜
          ユニホームサプライヤー:ワコールCW-X【リーグ戦・カップ戦】
  進化 YES SANGA WIN
  ●J.LEAGUE DIVISION2
  ●第86回天皇杯全日本サッカー選手権大会
  ●J1・J2入れ替え戦

  主な加入選手
   秋田豊、森岡隆三、安藤淳、倉貫一殻、徳重隆明、西野泰正、姜鉉守(カン・ヒョンス)、
   隅田航、三戸雄志、チアゴ

  
概説
   京都パープルサンガから京都サンガF.C.へと名称変更とエンブレムの変更。
   地元京都に深く愛され、根を下ろすクラブへになるためサンガは変革と進化を遂げるべくクラブ強化とチーム編成を行う。
   フロントには加藤久氏を迎え入れ取締役とチーム統括を託す。
   またユニフォームサプライヤーには地元京都の下着メーカーワコールのスポーツブランドCW-Xへと変更。
   錦市場での新ユニフォームお披露目会を開幕前に行いクラブとして初の試みを行っている。
   また、新しい選手寮「RYOMA」を建設している。
   一方で05年〜06年途中まで在籍していたFWアレモンが母国ブラジルにおいて交通事故で亡くなる訃報も届き
   深い悲しみに包まれた。
   
   ベテランと経験豊富な選手が不在だったチームは1年でのJ1復帰を果たすべく秋田豊、森岡隆三を核に
   徳重隆明、倉貫一殻など経験豊富な選手を獲得し、長丁場となるJ2リーグに対して編成を行い
   美濃部直彦監督の継続の下、昇格以来初のホーム開幕で勝利を収めスタートを切った。
   ただ、意気込みとは別にゲームの波が激しく連敗こそなかったものの、スタートダッシュに失敗。
   中盤は9試合負けなしで浮上の兆しをみせはしたが、やはり波の激しさから何度もテコ入れを図ろうとした事で
   焦りにも似た状況に陥り、フロントから現場降ろして加藤氏を総監督にして指導にあたっていた。
   ただ、現場は美濃部氏が担当しており、ここで混乱を招いている。
   昇格争いには踏みとどまってはいたが第4クールに上位陣とのゲームに勝ち切れず
   合間に挟まれた天皇杯での明治大学戦に敗れると10月14日第45節セレッソ大阪戦前日に美濃部監督を解任。
   クラブは加藤体制でJ1昇格を託すことになる。
   あくまでも残り試合の暫定的な監督ではあったが加藤監督のリアクションサッカーと柔軟にシステム変更を行う
   など大胆な采配と選手起用で「Q采配」と呼ばれるようになり短期間でのフィジカル強化と選手を蘇生させるなど
   終盤の田原、中山の活躍も重なり立て直しに成功し、土俵際へと追い込まれながらも崖っぷちに立たされたチーム
   を3位に踏み留まらせ4勝3分1敗で乗り切り、J1、16位サンフレッチェ広島とのクラブ初の入れ替え戦の出場を果たす。
   
   この入れ替え戦でのホーム初戦を2-1で制するとドローでもJ1昇格を手にする事が出来るサンガは追い込まれた
   広島の猛攻に耐え抜きながら積極的な加藤監督の采配が光り、この入れ替え戦を含め、リーグ終盤での
   選手たちやチーム一丸となった戦いが勝利を呼び込みJ1昇格を達成。
   苦しい状況下の中でも諦めない姿を見せチームは成長した。
   
   また、シーズン終盤になり秋田豊が現役引退を宣言。(第51節ベガルタ仙台戦終了後引退セレモニー)
   1年でのサンガでのプレーだったがチームに与えた影響は大きく、森岡とともに自身の経験を若い選手が多かった
   チームに多くの経験を還元し与えてくれた。


    


2007 J.LEAGUE DIVISION2 総合順位3位 勝ち点86 23勝14分10敗 80得点59失点 得失点差+21
(対戦カード横カッコ内はサンガ側得点者)
第1クール(第1節〜第13節) 5勝5分2敗 16得点12失点 得失点+4
第1節 3月3日(土) 16:05 京都市西京極総合運動公園陸上競技場兼球技場 7788人
京都サンガF.C. 2‐0 コンサドーレ札幌 (アンドレ、パウリーニョ)
第2節 3月11日(日) 13:05 京都市西京極総合運動公園陸上競技場兼球技場 4538人
京都サンガF.C. 0-0 湘南ベルマーレ
第3節 3月18日(日) 13:04 NDソフトスタジアム山形 5254人
モンテディオ山形 1-1 京都サンガF.C. (中山博貴)
第4節 3月21日(水) 14:05 京都市西京極総合運動公園陸上競技場兼球技場 5318人
京都サンガF.C. 1-1 徳島ヴォルティス (パウリーニョ)
第5節 3月25日(日) 16:03 長居第2陸上競技場 5238人
セレッソ大阪 3‐2 京都サンガF.C. (アンドレ2得点)
第6節 4月1日(日) 16:05 京都市西京極総合運動公園陸上競技場兼球技場 4868人
京都パープルサンガ 2‐1 アビスパ福岡 (パウリーニョ、アンドレ)
第7節 4月8日(日) 14:04 笠松運動公園陸上競技場 2457人
水戸ホーリーホック 0‐2 京都サンガF.C. (パウリーニョ、西野泰正)
第8節 4月11日(水) 19:03 味の素スタジアム 2800人
東京ヴェルディ1969 1‐3 京都パープルサンガ (西野泰正、徳重隆明2得点)
第9節 4月14日(土) 19:04 鹿児島県立鴨池陸上競技場 7023人
京都サンガF.C. 1-1 ザスパ草津 (中山博貴)
第10節 4月21日(土) 16:04 愛媛県総合運動j公園陸上競技場 2715人
愛媛FC 3‐0 京都サンガF.C.
第11節 4月25日(水) 14:04 京都市西京極総合運動公園陸上競技場兼球技場 3529人
京都サンガF.C. 1‐1 サガン鳥栖 (パウリーニョ)
第12節 試合なし
第13節 5月3日(火) 13:04 ユアテックスタジアム仙台 19033人
ベガルタ仙台 0-1 京都サンガF.C. (パウリーニョ)
第2クール(第14節〜第26節) 8勝1分3敗 27得点16失点 得失点差+7
第14節 5月6日(日) 13:05 京都市西京極総合運動公園陸上競技場兼球技場 4811人
京都サンガF.C. 1‐4 東京ヴェルディ1969 (アンドレ)
第15節 5月13日(日) 13:03 東平尾公園博多の森球技場 8742人
アビスパ福岡 2-4 京都サンガF.C. (アンドレ3得点、斎藤大介)
第16節 5月19日(土) 13:03 松本平広域公園総合球技場 3096人
ザスパ草津 0-1 京都サンガF.C. (徳重隆明)
第17節 5月23日(水) 19:04 京都市西京極総合運動公園陸上競技場兼球技場 4643人
京都サンガF.C. 2‐1 愛媛FC (倉貫一殻、アンドレ)
第18節 試合なし
第19節 6月2日(土) 14:04 札幌厚別公園競技場 8370人
コンサドーレ札幌 2‐0 京都サンガF.C.
第20節 6月9日(土) 16:04 京都市西京極総合運動公園陸上競技場兼球技場 5672人
京都サンガF.C. 3‐0 モンテディオ山形 (倉貫一毅、パウリーニョ、渡邉大剛)
第21節 6月13日(水) 19:03 鳥栖スタジアム 4473人
サガン鳥栖 2‐0 京都サンガF.C.
第22節 6月16日(土) 13:04 テクノポート福井スタジアム 3692人
京都サンガF.C. 5‐1 ベガルタ仙台 (パウリーニョ3得点、田原豊、倉貫一毅)
第23節 6月24日(日) 18:04 京都市西京極総合運動公園陸上競技場兼球技場 2481人
京都サンガF.C. 2‐1 水戸ホーリーホック (田原豊、パウリーニョ)
第24節 6月27日(水) 19:03 平塚競技場 7968人
湘南ベルマーレ 2‐4 京都パープルサンガ (パウリーニョ2得点、徳重隆明、倉貫一毅)
第25節 7月1日(日) 19:04 徳島県鳴門総合運動公園陸上競技場 3022人
徳島ヴォルティス 0‐4 京都サンガF.C. (田原豊2得点、パウリーニョ、倉貫一毅)
第26節 7月7日(土) 19:04 京都市西京極総合運動公園陸上競技場兼球技場 10934人
京都サンガF.C. 1‐1 セレッソ大阪 (斉藤大介)
第3クール(第27節〜第39節) 6勝3分3敗 18得点15失点 得失点+3
第27節 7月11日(水) 19:04 NDソフトスタジアム山形 1944人
モンテディオ山形 1‐2 京都サンガF.C.
第28節 7月14日(土) 19:04 京都市西京極総合運動公園陸上競技場兼球技場 2507人
京都サンガF.C. 1‐0 サガン鳥栖 (徳重隆明)
第29節 7月21日(土) 19:04 笠松運動公園陸上競技場 2579人
水戸ホーリーホック 1‐2 京都サンガF.C. (パウリーニョ、田原豊)
第30節 7月25日(水) 19:05 京都市西京極総合運動公園陸上競技場兼球技場 8517人
京都サンガF.C. 2‐1 湘南ベルマーレ (徳重隆明、三上卓哉)
第31節 試合なし
第32節 8月5日(日) 18:04 テクノポート福井スタジアム 3416人
セレッソ大阪 2-1 京都サンガF.C. (パウリーニョ)
第33節 8月12日(土) 19:04 京都市西京極総合運動公園陸上競技場兼球技場 5753人
京都サンガF.C. 1-1 ザスパ草津 (アンドレ)
第34節 8月16日(木) 17:20 京都市西京極総合運動公園陸上競技場兼球技場 5809人
京都サンガF.C. 2-3 コンサドーレ札幌 (パウリーニョ、徳重隆明)
第35節 8月19日(日) 19:03 国立競技場 6070人
東京ヴェルディ1969 1-1 京都サンガF.C. (徳重隆明)
第36節 8月26日(日) 19:04 京都市西京極総合運動公園陸上競技場兼球技場 7335人
京都サンガF.C. 4-3 アビスパ福岡 (パウリーニョ2得点、アンドレ、チアゴ)
第37節 8月30日(木) 19:04 ユアテックスタジアム仙台 11510人
ベガルタ仙台 1-0 京都サンガF.C.
第38節 9月2日(日) 18:04 京都市西京極総合運動公園陸上競技場兼球技場 5581人
京都サンガF.C. 1‐1 徳島ヴォルティス (チアゴ)
第39節 9月9日(日) 19:04 愛媛県総合運動公園陸上競技場 3241人
愛媛FC 0‐1 京都サンガF.C. (チアゴ)
第4クール(第40節〜第52節) 4勝5分2敗 17得点15失点 得失点+2
第40節 9月15日(土) 14:06 鹿児島県立鴨池陸上競技場 4259人
京都サンガF.C. 2-1 水戸ホーリーホック (アンドレ2得点)
第41節 試合なし
第42節 9月26日(水) 19:04 京都市西京極総合運動公園陸上競技場兼球技場 6466人
京都サンガF.C. 1-2 東京ヴェルディ1969 (パウリーニョ)
第43節 9月29日(土) 13:03 平塚競技場 3466人
湘南ベルマーレ 2-2 京都サンガF.C. (アンドレ、中谷勇介)
第44節 10月10日(水) 19:03 東平尾公園博多の森球技場 8627人
アビスパ福岡 1‐1 京都サンガF.C. (森岡隆三)
第45節 10月14日(日) 14:05 京都市西京極総合運動公園陸上競技場兼球技場 14304人
京都サンガF.C. 2‐2 セレッソ大阪 (パウリーニョ、渡邉大剛)
第46節 10月21日(日) 16:04 鳴門大塚スポーツパークポカリスエットスタジアム 4236人
徳島ヴォルティス 0‐2 京都サンガF.C. (中山博貴、パウリーニョ)
第47節 10月24日(水) 19:04 京都市西京極総合運動公園陸上競技場兼球技場 5231人
京都サンガF.C. 3‐1 愛媛FC (パウリーニョ、田原豊2得点)
第48節 10月23日(日) 13:03 佐賀県総合運動公園陸上競技場 4084人
サガン鳥栖 3‐0 京都サンガF.C.
第49節 11月11日(日) 16:05 京都市西京極総合運動公園陸上競技場兼球技場 10523人
京都サンガF.C. 2‐1 モンテディオ山形 (アンドレ、オウンゴール)
第50節 11月18日(日) 14:04 札幌ドーム 32599人
コンサドーレ札幌 2‐2 京都サンガF.C. (渡邉大剛、西野泰正)
第51節 11月25日(日) 13:04 京都市西京極総合運動公園陸上競技場兼球技場 17163人
京都サンガF.C. 1‐0 ベガルタ仙台 (石井俊也)
第52節 12月1日(土) 12:03 群馬県立敷島公園県営陸上競技場 5778人
ザスパ草津 1‐1 京都サンガF.C. (田原豊)

J1・J2入れ替え戦
第1戦 12月5日(水) 19:06 京都市西京極総合運動公園陸上競技場兼球技場 12637人
京都サンガF.C. 2‐1 サンフレッチェ広島 (田原豊2得点)
第2戦 12月8日(土) 16:04 広島ビッグアーチ 23162人
サンフレッチェ広島 0‐0 京都サンガF.C.

第87回天皇杯全日本サッカー選手権大会 J2シードにより3回戦から出場
3回戦 10月7日 13:04 京都市西京極総合運動公園陸上競技場兼球技場 1663人
京都サンガF.C. 0-1 明治大学



●2007年J2リーグ総合順位表
順位  チーム 試合数 勝点 得点 失点 得失点
1 コンサドーレ札幌 48 91 27 10 11 66 45 +21
2 東京ヴェルディ1969    48 89 26 11 11 90 57 +33
3 京都サンガF.C. 48 86 24 14 10 80 59 +21
4 ベガルタ仙台 48 83 24 11 13 72 54 +18
5 セレッソ大阪 48 80 24 8 16 72 55 +17
6 湘南ベルマーレ 48 77 23 8 16 72 55 +17
7 アビスパ福岡 48 73 22 7 19 77 61 +16
8 サガン鳥栖 48 72 21 9 18 63 66 -3
9 モンテディオ山形 48 58 15 13 20 46 56 -10
10 愛媛FC 48 45 12 9 27 39 66 -27
11 ザスパ草津 48 42 7 21 20 42 71 -29
12 水戸ホーリーホック 48 34 8 10 30 32 70 -38
13 徳島ヴォルティス 48 33 6 15 27 31 67 -36




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