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 KYOTO SANGA RESULT'S OF SEASON
 
 1997 監督:ペドロ・ローシャ(ペドロ・ビルヒリオ・ローシャ・フランチェッティ)1997年2月〜1997年12月
           ユニホームサプライヤー:UMBRO【リーグ戦・カップ戦】
 「BURNING PASSION! 情熱をいっしょに。」 
  ●J.LEAGUE1stステージ、2ndステージ
  ●ヤマザキナビスコカップ
  ●第77回天皇杯全日本サッカー選手権大会

  主な加入選手
   平岡靖成、慶越雄二、大西貴、吉田達麿、伊藤良樹、佐藤陽彦、福留亮、小田切道治、平井直人、
   藤川康司、松山吉之、松永成立、カポネ、クレーベル、ダニエル

  概説
  この年のJリーグは2ステージ制に再び戻る。一方でヴィッセル神戸の昇格により17チームで開催される形となったことで
  各ステージ内で1試合休みが入る変則開催となる。
  この年、サンガは地域密着を掲げるJリーグにならい、スポーツ文化の普及と地域社会との深いかかわりを持つため現在の
  「サンガアカデミー」の原点である普及部を設立。京都に愛されるクラブ作りが始まる事になる。
  また、サンガから初めて西田吉洋が日本代表候補に選ばれるなど明るい話題もあった。
  また一方でラモス退団後の2ndステージ第7節広島戦において退場者を3名出し、フィールドプレーヤーだった松山がGKを
  務めるなど観る者もあきれ返る失態を演じているがラモスという精神的支柱を失ったチームの動揺の広がり方を見せつける
  1戦でもあった。なお、当時GMであった松本育生氏がラモス退団後会見場で涙の会見。
  「ラモス移籍の代わりに選手を獲得させてほしいという嘆願も受け入れて貰えなかった」という悔しさを告白している。
  
  チームはウルグアイの英雄であるペドロ・ローシャ氏を新監督として招へい。96年後半からベンチ入りした形でのスタートと
  なった同氏に年間最下位の汚名返上を晴らすため一役を期待する。一方で同氏のもとでプレー経験のあるFWクレーベル
  DFカポネの2人の新外国人選手を獲得。
  チームの精神的支柱であるラモスを中心に、攻守の要を置いて攻撃力をUPさせる戦いは開幕から期待感を抱かせる。
  しかし、ラモスが負傷によりチームから離脱すると攻守に連動性を欠き成績も波の激しい結果を残すが支柱を欠く中で
  終盤2連勝。
  チームは徐々にではあるが安定感見出すようになるが得点力UPを期待されたFWクレーベル、DFカポネはチームに
  馴染めずFWクレーベルは1stステージ第17節を前に帰国。武田修宏と小川雅巳を緊急補強し修正を施しながら
  出直しの矢先、精神的支柱であったラモスが電撃退団。(2ndステージ第4節終了後)
  これがチームに大ダメージを与えたことで空中分解に陥り最後まで立て直す事は出来ないまま
  1stステージは6勝10敗、2ndステージは3勝13敗、年間9勝23敗という成績で最下位こそ免れはしたがチームの
  再建を託され、空中分解を起こしたことによるショックを引きずったチームに必死になって対応しようとしたペドロ・ローシャ氏で
  さえもその流れを食い止めることはできず1年での退任という形で終わってしまった。
  しかし、ラモスショックが大きかったものの、2ndステージ第12節鹿島戦での上位食いや目指したサッカーが浸透したことは
  事実であり1年だけで任期を終わらせることをせずに継続させて欲しかった監督の一人であった


1997J.LEAGUE 総合順位13位 勝ち点39 15勝19敗 47得点63失点 得失点差-16
(V)=延長Vゴール方式、対戦カード横カッコ内はサンガ側得点者)
1stステージ 15位 勝ち点16 6勝11敗 20得点33失点 得失点-13
第1節 試合なし
第2節 4月16日 19:03 市原臨海競技場 3057人
ジェフユナイデット千葉 2-4 京都パープルサンガ (ルイス カルロス、藤吉信次×2、永田崇)
第3節 4月19日 15:02 京都市西京極総合運動公園陸上競技場兼球技場 7193人
京都パープルサンガ 0-2 ベルマーレ平塚
第4節 4月23日 19:04 横浜市三ツ沢公園球技場 4541人
横浜マリノス 3-1 京都パープルサンガ (西田吉洋)
第5節 4月26日 16:05 京都市西京極総合運動公園陸上競技場兼球技場 6284人
京都パープルサンガ 1‐3 清水エスパルス (山口貴之PK)
第6節 5月3日 15:00 広島ビッグアーチ 8848人
サンフレッチェ広島 1‐0 京都パープルサンガ
第7節 5月7日 19:04 京都市西京極総合運動公園陸上競技場兼球技場 4061人
京都パープルサンガ 1‐0 アビスパ福岡 (ダニエル)
第8節 5月10日 18:34 鳥取市営サッカー場バードスタジアム 6983人
セレッソ大阪 1‐2 京都パープルサンガ (ダニエル、山口貴之)
第9節 5月17日 18:34 石川県西部緑地公園陸上競技場 6757人
京都パープルサンガ 0‐2 ヴィッセル神戸
第10節 5月24日 19:04 県立カシマサッカースタジアム 15850人
鹿島アントラーズ 4‐0 京都パープルサンガ
第11節 5月28日 19:05 京都市西京極総合運動公園陸上競技場兼球技場 7158人
京都パープルサンガ 1‐3 名古屋グランパスエイト (クレーベル) 
第12節 5月31日 14:04 横浜市三ツ沢公園球技場 6341人
横浜フリューゲルス 0‐1 京都パープルサンガ (大熊裕司)
第13節 7月5日 19:05 京都市西京極総合運動公園陸上競技場兼球技場 7659人
京都パープルサンガ 0-6 ジュビロ磐田
第14節 7月9日 19:04 日立柏サッカー場 5997人
柏レイソル 3-2(V) 京都パープルサンガ (野口裕司、永田崇)
第15節 7月12日 19:06 京都市西京極総合運動公園陸上競技場兼球技場 6149人
京都パープルサンガ 1‐1(PK3-4) 浦和レッズ (藤吉信次)
第16節 7月16日 19:04 万博記念競技場 4716人
ガンバ大阪 0-3 京都パープルサンガ (山口貴之×2、ダニエル)
第17節 7月19日 19:05 京都市西京極総合運動公園陸上競技場兼球技場 16109人
京都パープルサンガ 2‐1 ヴェルディ川崎 (藤吉信次、ダニエル)

2ndステージ 16位 勝ち点9 3勝13敗 21得点 38失点 得失点-17
第1節 7月30日 19:04 鳥取市営サッカー場バードスタジアム 8263人
京都パープルサンガ 3‐2 ガンバ大阪 (武田修宏、藤吉信次)
第2節 試合なし
第3節 8月6日 19:32 鹿児島県立鴨池陸上競技場 13776人
京都パープルサンガ 2‐3(V) ジェフユナイデット市原 (山口貴之、野口裕司)
第4節 8月9日 18:33 平塚競技場 7693人
ベルマーレ平塚 2‐1 京都パープルサンガ (山口貴之)
第5節 8月15日 19:04 京都市西京極総合運動公園陸上競技場兼球技場 13874人
京都パープルサンガ 1-4 横浜マリノス (武田修宏)
第6節 8月20日 19:03 日本平スタジアム 9327人
清水エスパルス 1-0 京都パープルサンガ
第7節 8月23日 19:04 京都市西京極総合運動公園陸上兼球技場 5340人
京都パープルサンガ 0-3 サンフレッチェ広島

第8節 8月30日 19:00 東平尾公園博多の森競技場 8509人
アビスパ福岡 4-2 京都パープルサンガ (武田修宏2得点)
第9節 9月3日 19:06 京都市西京極総合運動公園陸上競技場兼球技場 4781人
京都パープルサンガ 1-1(PK6-7) セレッソ大阪 (野口裕司)
第10節 9月6日 19:04 神戸総合運動公園ユニバー記念競技場 3429人
ヴィッセル神戸 4-2 京都パープルサンガ (山口敏弘、野口裕司)
第11節 9月10日 19:03 浦和市駒場スタジアム 16732人
浦和レッズ 4-1 京都パープルサンガ (ダニエルFK)
第12節 9月13日 19:04 京都市西京極総合運動公園陸上競技場兼球技場 8148人
京都パープルサンガ 3-2  鹿島アントラーズ (ダニエル、武田修宏2得点)
第13節 9月20日 15:03 京都市西京極総合運動公園陸上競技場兼球技場 4522人
京都パープルサンガ 1-2 横浜フリューゲスル (武田修宏)
第14節 9月24日 19:01 岐阜メモリアルセンター長良川競技場 6226人
名古屋グランパスエイト 1-2 京都パープルサンガ (武田修宏、藤吉信次)
第15節 9月27日 15:03 ジュビロ磐田スタジアム 10034人
ジュビロ磐田 2-1 京都パープルサンガ (マルシオ ミネイロ)
第16節 10月1日 19:04 京都市西京極総合運動公園陸上競技場兼球技場 6019人
京都パープルサンガ 0-1 柏レイソル
第17節 10月4日 15:02 等々力陸上競技場 6047人
ヴェルディ川崎 2-1(V) 京都パープルサンガ (ダニエルFK)

1997ヤマザキナビスコカップ(Eグループ) グループ成績1勝1分4敗 総合3位 勝ち点4 5得点9失点 得失点差-4
第1節 3月8日 15:03 京都市西京極総合運動公園陸上競技場兼球技場 3581人
京都パープルサンガ 1-0 アビスパ福岡
第2節 3月15日 14:03 ジュビロ磐田スタジアム 7058人
ジュビロ磐田 2-1 京都パプルサンガ 
(松山吉之)
第3節 3月19日 19:04 京都市西京極総合運動公園陸上競技場兼球技場 3563人
京都パープルサンガ 0-1 横浜フリューゲルス
第4節 3月22日 15:03 京都市西京極総合運動公園陸上競技場兼球技場 4342人
京都パープルサンガ 1-3 ジュビロ磐田 (松山吉之)
第5節 3月26日 19:02 横浜市三ツ沢公園球技場 4573人
横浜フリューゲルス 1-0 京都パープルサンガ
第6節 3月29日 15:02 東平尾公園博多の森球技場 4085人
アビスパ福岡 2-2 京都パープルサンガ (山口敏弘、クレーベル)

第77回天皇杯全日本サッカー選手権大会 Jリーグシードによりサンガは3回戦から出場
3回戦 12月14日 13:04 京都市西京極総合運動公園陸上競技場兼球技場 2111人
京都パープルサンガ 3-2(V) 本田技研 (松山吉之、永田崇、武田修宏)
4回戦 12月23日 14:04 香川県丸亀競技場 12252人
ベルマーレ平塚 5-1 京都パープルサンガ (小川雅巳)



●1997年Jリーグ順位表

1stステージ
順位 クラブ名 試合 勝点 延長 PK 得点 失点 得失点
1 鹿島アントラーズ 16 37 12 0 1 3 32 15 +17
2 横浜フリューゲルス 16 35 11 1 0 4 35 16 +19
3 柏レイソル 16 32 10 1 0 5 34 18 +16
4 ベルマーレ平塚 16 28 8 2 0 6 25 20 +5
5 横浜マリノス 16 28 7 3 1 5 31 31 0
6 ジュビロ磐田 16 26 8 8 0 7 32 21 +11
7 清水エスパルス 16 25 7 2 0 7 25 24 +1
8 ガンバ大阪 16 24 8 0 0 8 28 23 +5
9 浦和レッズ 16 21 6 1 1 8 25 24 +1
10 サンフレッチェ広島 16 21 6 1 1 8 22 23 ‐1
11 セレッソ大阪 16 19 6 0 1 9 21 26 ‐5
12 名古屋グランパスエイト 16 18 6 0 0 10 18 24 ‐6
13 京都パープルサンガ  16 18 6 0 0 10 19 32 ‐13
14 ヴィッセル神戸 16 17 5 1 0 10 24 34 ‐10
15 ジェフユナイデット市原 16 13 3 2 0 11 21 34 ‐13
16 ヴェルディ川崎 16 10 2 2 0 12 16 27 ‐11
17 アビスパ福岡 16 9 3 0 0 13 11 27 ‐16

2ndステージ
順位 クラブ名 試合 勝点 延長 PK 得点 失点 得失点
1 ジュビロ磐田 16 40 12 2 0 2 40 14 +26
2 ガンバ大阪 16 34 10 2 0 4 38 23 +15
3 横浜マリノス 16 32 8 4 0 4 42 28 +14
4 鹿島アントラーズ 16 31 9 2 0 5 46 23 +23
5 名古屋グランパスエイト  16 30 10 0 0 6 23 24 ‐1
6 清水エスパルス 16 29 9 1 0 6 27 16 +11
7 浦和レッズ 16 26 8 1 0 7 26 21 +5
8 セレッソ大阪 16 24 7 1 1 7 32 30 +2
9 ベルマーレ平塚 16 21 6 1 1 8 30 32 ‐2
10 柏レイソル 16 20 6 1 0 9 29 31 ‐2
11 横浜フリューゲルス 16 18 5 1 1 9 23 27 ‐4
12 ヴェルディ川崎 16 16 4 2 0 10 22 38 ‐16
13 サンフレッチェ広島 16 15 5 0 0 11 21 27 ‐6
14 ジェフユナイデット市原 16 15 3 3 0 10 22 32 ‐10
15 アビスパ福岡 16 10 3 0 1 12 18 31 ‐13
16 京都パープルサンガ 16 9 3 0 0 13 21 38 ‐13
17 ヴィッセル神戸 16 7 1 2 0 13 19 44 ‐25

●1997年度総合順位
順位 チーム 試合 勝点 延長 PK 得点 失点 得失点
1 ジュビロ磐田 16 66 20 3 0 9 72 35 37
2 鹿島アントラーズ 16 68 21 2 1 8 78 38 40
3 横浜マリノス 16 60 15 7 1 9 73 59 14
4 ガンバ大阪 16 58 18 2 0 12 66 46 20
5 清水エスパルス 16 54 16 3 0 13 52 40 12
6 横浜フリューゲルス 16 53 16 2 1 13 58 43 15
7 柏レイソル 16 52 16 2 0 14 63 49 14
8 ベルマーレ平塚 16 49 14 3 1 14 55 52 3
9 名古屋グランパスエイト  16 48 16 0 0 18 41 48 ‐7
10 浦和レッズ 16 47 14 2 1 15 51 45 6
11 セレッソ大阪 16 43 13 1 2 16 53 56 ‐3
12 サンフレッチェ広島 16 36 11 1 1 19 43 50 ‐7
13 ジェフユナイデット市原 16 28 6 6 0 21 43 66 ‐23
14 京都パープルサンガ 16 27 9 0 0 23 40 70 ‐30
15 ヴェルディ川崎 16 26 6 4 0 22 38 65 ‐27
16 ヴィッセル神戸 16 24 6 3 0 23 43 78 ‐35
17 アビスパ福岡 16 19 6 0 1 25 29 58 ‐29

●ナビスコカップEグループ総合順位
順位 クラブ名 試合数 勝点 得点 失点 得失点
1 ジュビロ磐田 6 14 4 2 0 12 6 +6
2 横浜フリューゲルス 6 11 3 2 1 5 3 +2
3 京都パープルサンガ  6 4 1 1 4 5 9 ‐4
4 アビスパ福岡 6 3 0 3 3 6 10 ‐4



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