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 KYOTO SANGA RESULT'S OF SEASON
 
 1999 監督:加茂周:1999年7月〜2000年6月
          監督:ゲルト・エンゲルス:2000年6月〜2003年6月
           ユニホームサプライヤー:UMBRO【リーグ戦・カップ戦】
  「POWERFUL SANGA」
  ●J.LEAGUE DIVISION1 1stステージ、2ndステージ
  ●ヤマザキナビスコカップ
  ●第79回天皇杯全日本サッカー選手権大会

  主な加入選手
   三浦知良、手島和希、辻本茂輝、遠藤保仁、斎藤大介、冨田晋矢、佐藤尽、戸倉健一郎、熱田眞、森岡茂、吉田賢太郎
   大島秀夫、仁田尾博幸、石間崇生、山崎理人、大槻紘士、シジクレイ、パウロ・マギノ

  概説
  この年のJリーグは2部制が本格的に導入され自動入れ替えによる昇格・降格システムが採用される。
  またナビスコカップはJ1、J2がトーナメントでホームアンドアウェイで対戦して駒を進めるというレギュレーションで
  開催されている。
  この中で1回戦モンテディオ山形戦でGKだった松永が自身初となる、またJリーグでも初となるゴールキックからの
  ボールでゴールを決めるという出来事もあった。
  この年、浦和レッズと親会社が撤退したベルマーレ平塚がJ2降格を経験している。

  消滅した横浜フリューゲルスより多くの選手を獲得し、GMだった松本育生氏が98年の主力選手たちの退団の
  責任をとり退団。
  GMとなる木村文治氏がこの年サンガに強化担当者として加入している。(04年退団)
  サンガにとって大きな話題となったのはワールドユースを経験した若手選手を獲得したこと。
  相変わらずのシーズン途中での監督交代劇を繰り返しておりクラブ体質が問題化されつつあった。
  監督交代による後任に代表監督であった加茂周氏を3年契約で招へいしクロアチアザグレブを退団した
  三浦知良を獲得したことは当時の話題となり(2ndステージ第5節ヴィッセル神戸戦でデビュー)真夏の西京極で
  2ゴールを叩きこんで強烈な印象を残している。
  
  98年の主力選手たちの退団によりチームはまたも一新。大量17人もの選手を補強することでチームは
  一新されることになる。
  この補強の選手の中にはワールドユースで準優勝を経験した手島、辻本、遠藤も含まれる。またサンガユースより
  2選手も加入。
  課題でもあった下部組織からの選手育成にも着手しようという様子は伺えた。
  チームは大量補強で他のクラブからの主力選手を多数抱えたものの色あいが変わることに。また離脱と選手の負傷という
  アクシデントが重なり開幕から6連敗を記録。チームは苦戦を強いられるが1stステージ終盤あたりから安定期に入りかける。
  ただし、1stステージでの成績の責任を取る形で清水監督は辞任。
  またしても監督途中交代という大ナタを振るうこととなり、後任には元日本代表監督、加茂周氏を招へい。
  また、クロアチアザグレブより三浦知良を緊急補強。
  この相乗効果はチームだけでなくスタジアムの観客入場者にも効果を表し2ndステージでは首位戦線に躍り出て
  上位争いも経験している。
  ただ、2ndステージ第9節〜第14節には連敗を記録するなどチームは浮き沈みの激しいシーズンを経験することになり
  J1残留こそ果たせたもののチーム力はUPしたとは言えないシーズンでもあった。


1999J.LEAGUE DIVISION1 総合順位9位 勝ち点31 11勝0分19敗 38得点58失点 得失点差-20
(V)=延長Vゴール方式、対戦カード横カッコ内はサンガ側得点者)
1stステージ 14位 勝ち点12 4勝11敗 18得点28失点 得失点-10
第1節 3月6日 19:04 日立柏サッカー場 9018人
柏レイソル 1‐0 京都パープルサンガ
第2節 3月13日 15:03 京都市西京極総合運動公園陸上競技場兼球技場 8496人
京都パープルサンガ 1-3 横浜F・マリノス (森岡茂)
第3節 3月20日 15:04 日本平スタジアム 8237人
清水エスパルス 1-0 京都パープルサンガ
第4節 3月27日 17:05 京都市西京極総合運動公園陸上競技場兼球技場 3441人
京都パープルサンガ 0-1 セレッソ大阪
第5節 4月3日 14:03 ジュビロ磐田スタジアム 10666人
ジュビロ磐田 2‐1 京都パープルサンガ (オウンゴール)
第6節 4月10日 15:01 京都市西京極総合運動公園陸上競技場兼球技場 5335人
京都パープルサンガ 1‐2(V) 鹿島アントラーズ (熱田眞)
第7節 4月17日 19:04 浦和市駒場スタジアム 18654人
浦和レッズ 0‐1 京都パープルサンガ (シジクレイ)
第8節 4月24日 19:04 京都市西京極総合運動公園陸上競技場兼球技場 7428人
京都パープルサンガ 1‐2 名古屋グランパス (三浦文丈)
第9節 4月28日 19:01 万博記念競技場 2720人
ガンバ大阪 1-2京都パープルサンガ (三浦文丈 2得点)
第10節 5月1日 15:01 京都市西京極総合運動公園陸上競技場兼球技場 4351人
京都パープルサンガ 2‐3(V) ジェフユナイデット市原 (黒崎比差支、遠藤保仁)
第11節 5月5日 15:00 神戸総合運動公園ユニバー記念競技場 9346人
ヴィッセル神戸 3-2 京都パープルサンガ (シジクレイ)
第12節 5月8日 16:04 鳥取市営サッカー場バードスタジアム 5320人
京都パープルサンガ 0‐4 サンフレッチェ広島
第13節 5月15日 15:04 等々力陸上競技場 6571人
ヴェルディ川崎 0-3 京都パープルサンガ (三浦文丈、シジクレイ、森岡茂)
第14節 5月22日 15:00 京都市西京極総合運動公園陸上競技場兼球技場 5256人
京都パープルサンガ 4-3 ベルマーレ平塚 (シーラス2得点、黒崎比差支、森岡茂)
第15節 5月29日 15:01 東平尾公園博多の森球技場 9358人
アビスパ福岡 2‐0 京都パープルサンガ

2ndステージ 9位 勝ち点19 7勝0分8敗 20得点 30失点 得失点-10
第1節 8月7日 19:04 京都市西京極総合運動公園陸上競技場兼球技場 8652人
京都パープルサンガ 2‐1 浦和レッズ (パウロ マギノ2得点)
第2節 8月14日 19:02 名古屋市瑞穂陸上競技場 15119人
名古屋グランパスエイト 0‐3 京都パープルサンガ (佐藤尽、パウロ・マギノ、シーラス)
第3節 8月18日 19:04 京都市西京極総合運動公園陸上競技場兼球技場 6026人
京都パープルサンガ 1‐0 ガンバ大阪 (シーラス)
第4節 8月21日 19:04 市原臨海競技場 4673人
ジェフユナイデット市原 2‐1(V) 京都パープルサンガ (パウロ・マギノ)
第5節 8月28日 19:05 京都市西京極総合運動公園陸上競技場兼球技場 15075人
京都パープルサンガ 3-1 ヴィッセル神戸 (三浦知良2得点、藤吉信次)
第6節 9月4日 16:03 広島スタジアム 7742人
サンフレッチェ広島 2-1 京都パープルサンガ (遠藤保仁)
第7節 9月11日 19:03 鹿児島県立鴨池陸上競技場 14744人
ヴェルディ川崎 0-1(V) 京都パープルサンガ (パウロ・マギノ)
第8節 9月15日 19:00 平塚競技場 6123人
ベルマーレ平塚 0-1 京都パープルサンガ (野口裕司)
第9節 9月18日 19:04 京都市西京極総合運動公園陸上競技場兼球技場 11015人
京都パープルサンガ 1-5 アビスパ福岡 (シーラス)
第10節 9月22日 19:04 京都市西京極総合運動公園陸上競技場兼球技場 5075人
京都パープルサンガ 1-2(V) 柏レイソル (遠藤保仁)
第11節 10月30日 15:04 京都市西京極総合運動公園陸上競技場兼球技場 12653人
京都パープルサンガ 0-2 清水エスパルス
第12節 11月17日 19:06 横浜国際総合競技場 12465人
横浜F・マリノス 2-0 京都パープルサンガ
第13節 11月20日 14:00 県立カシマサッカースタジアム 13497人
鹿島アントラーズ 5-0 京都パープルサンガ
第14節 11月23日 15:01 京都市西京極総合運動公園陸上競技場兼球技場 20020人
京都パープルサンガ 2-6 ジュビロ磐田 (三浦知良、シーラス)
第15節 11月27日 15:01 大阪長居第2陸上競技場 9682人
セレッソ大阪 2-3(V) 京都パ-プルサンガ (パウロ マギノ、三浦知良、遠藤保仁)

1999ヤマザキナビスコカップ J1、J2が参加したトーナメント形式の開催
1回戦第1戦 4月7日 19:04 山形県総合運動公園陸上競技場 3853人
モンテディオ山形 0-5 京都パープルサンガ (熱田眞、シーラス2得点、松永成立、藤吉信次)
1回戦第2戦 4月14日 19:02 京都市西京極総合運動公園陸上競技場兼球技場 2576人
京都パープルサンガ 4-1 モンテディオ山形 
(川勝博康、森岡茂、シーラス、藤吉信次)
2回戦第1戦 6月12日 19:00 京都市西京極総合運動公園陸上競技場兼球技場 4147人
京都パープルサンガ 1-0 清水エスパルス (パウロ・マギノ)
2回戦第2戦 6月19日 16:00 日本平スタジアム 8294人
清水エスパルス 2-0(V) 京都パープルサンガ

第79回天皇杯全日本サッカー選手権大会 Jリーグシードによりサンガは3回戦から出場
3回戦 12月12日 13:02 京都市西京極総合運動公園陸上競技場兼球技場 2208人
京都パープルサンガ 1-0 大分トリニータ (パウロ マギノ)
4回戦 12月19日 13:01 長崎県立総合運動公園陸上競技場 5041人
清水エスパルス 2-2(PK4-2) 京都パープルサンガ (三浦知良、野口裕司)



●1999年J1リーグ総合順位表
1stステージ
順位 チーム 試合数 勝点 勝90分 延長 得点 失点 得失点
1 ジュビロ磐田 15 34 10 2 0 3 29 15 14
2 ヴェルディ川崎 15 32 9 2 1 3 20 15 5
3 清水エスパルス 15 30 9 1 1 4 28 23 5
4 柏レイソル 15 29 9 1 0 5 26 18 8
5 セレッソ大阪 15 29 9 1 0 5 25 21 4
6 サンフレッチェ広島 15 27 9 0 0 6 30 18 12
7 横浜Fマリノス 15 23 6 2 1 6 31 20 11
8 名古屋グランパスエイト 15 21 6 1 1 7 30 23 7
9 鹿島アントラーズ 15 18 5 1 1 8 23 19 4
10 ガンバ大阪 15 17 5 1 0 9 21 25 -4
11 アビスパ福岡 15 16 4 1 0 9 23 30 -7
12 ヴィッセル神戸 15 15 3 0 1 9 20 24 -4
13 浦和レッズ 15 13 3 0 4 8 21 33 -12
14 京都パープルサンガ 15 12 4 0 0 11 18 28 -10
15 ジェフユナイデット市原 15 12 2 2 2 9 19 34 -15
16 ベルマーレ平塚 15 9 3 0 0 12 15 33 -18

2ndステージ
順位 チーム 試合数 勝点 勝90分 延長 得点 失点 得失点
1 清水エスパルス 15 35 11 1 0 3 28 13 15
2 名古屋グランパスエイト 15 33 10 1 1 3 32 23 9
3 横浜Fマリノス 15 30 8 2 2 3 30 15 15
4 柏レイソル 15 29 8 2 1 4 23 18 5
5 セレッソ大阪 15 24 6 3 0 6 39 24 15
6 鹿島アントラーズ 15 22 6 2 0 7 30 18 12
7 ヴィッセル神戸 15 22 5 2 3 5 18 21 -3
8 サンフレッチェ広島 15 21 6 1 1 7 24 25 -1
9 京都パープルサンガ 15 19 5 2 0 8 20 30 -10
10 ヴェルディ川崎 15 17 4 2 1 8 23 28 -5
11 ジェフユナイデット市原 15 16 4 2 0 9 22 22 0
12 ジュビロ磐田 15 15 4 1 1 9 23 27 -4
13 ガンバ大阪 15 15 4 1 1 9 15 21 -6
14 浦和レッズ 15 15 4 1 1 9 18 25 -7
15 アビスパ福岡 15 12 3 1 1 10 18 29 -11
16 ベルマーレ平塚 15 4 1 0 1 13 15 39 -24

●1999年間総合順位
順位 チーム 試合 勝点 勝90分 延長 得点 失点 得失点
1 ジュビロ磐田 30 49 14 3 1 12 52 42 10
2 清水エスパルス 30 65 20 2 1 7 56 36 20
3 柏レイソル 30 58 17 3 1 9 49 36 13
4 名古屋グランパスエイト 30 54 16 2 2 10 62 46 16
5 横浜Fマリノス 30 53 14 4 3 9 61 35 26
6 セレッソ大阪 30 53 15 4 0 11 64 45 19
7 ヴェルディ川崎 30 49 13 4 2 11 43 43 0
8 サンフレッチェ広島 30 48 15 1 1 13 54 43 11
9 鹿島アントラーズ 30 40 11 3 1 15 53 37 16
10 ヴィッセル神戸 30 37 9 3 4 14 38 45 -7
11 ガンバ大阪 30 32 9 2 1 18 36 46 -10
12 京都パープルサンガ   30 31 9 2 0 19 38 58 -20
13 ジェフユナイデット市原 30 28 6 4 2 18 41 56 -15
14 アビスパ福岡 30 28 7 3 1 19 41 59 -18
15 浦和レッズ 30 28 7 1 5 17 39 58 -19
16 ベルマーレ平塚 30 13 4 0 0 1 30 72 -42




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